@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00001033, author = {田中, 宏明 and TANAKA, Hiroaki}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {オスロ合意は歓呼の声で迎えられた。しかしながら,オスロ和平プロセスは,イスラエルとパレスヂナの間にある程度の相互信頼や協力をもたらすことができたにもかかわらず崩壊した。なぜならば,オスロ合意は,問題解決とリアリズムという二重の論理によって生み出されたものであり,そして紛争解決と紛争処理を同時に混在させたものだったからである。そしてそれぞれを具現化したものが相互承認と原則宣言なのである。オスロ合意は紛争解決につながる相互承認という基盤をもちながら,それを確固たるものにできなかった。さらに,「和平プロセスの構造」という理論的枠組みを用いてオスロ和平プロセスの問題点を指摘する。そして以上の議論を踏まえて,オスロ和平プロセスが「和平破壊プロセス」となった原因とそれに対する処方を示す。}, pages = {165--192}, title = {オスロ合意と和平プロセスの構造 : 仲介と問題解決}, volume = {10}, year = {2003}, yomi = {タナカ, ヒロアキ} }