@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00001121, author = {田縁, 正治 and TAEN, Shoji}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {励起状態間の相互作用による発光減衰曲線のコンピュータシミュレーションを行う方法を開発した。通常の energy transfer は励起状態にある分子と基底状態にある分子の間で行われることから、励起状態間の相互作用はあまり研究されていない。この励起状態が triplet stateの場合はT-T annihilation が起こり、delayed fluorescence が観測されることがある。その場合にも温度に依存する発光と温度に依存しない発光が混在していることがある。温度に依存する発光は温度変化することから、理論と実験の比較が容易であり、その mechanism は良く知られている。一方で温度に依存しない発光は観測する温度領域を拡大してみたり、観測する物質を変えてみたりしたが mechanism を議論するための実験結果を得ることが困難であるとする報告が多かった。また、その減衰曲線は単に非指数関数的だったとの報告しかなかった。本研究ではこの発光減衰曲線をコンピュータシミュレーションで再現することが試みられた。2つの励起状態の間の距離が同じ場合は指数関数的な発光となり、2つの励起状態間の距離に分布をもたせると、非指数関数的な発光減衰曲線が得られ、発光の mechanism を議論するためのひとつの例が得られた。}, pages = {51--60}, title = {励起状態間の相互作用による減衰曲線のシミュレーション}, volume = {24}, year = {2017}, yomi = {タエン, ショウジ} }