@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00001232, author = {有馬, 晋作 and ARIMA, Shinsaku}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {本稿は、士族の最大で最後の反乱である西南戦争が、なぜ激しくなり長期化したかを、明治初期の鹿児島県(薩摩藩)の他県に比べて士族階級つまり郷士の多さに求め、大規模な郷士従軍の背景を考察するものである。筆者の専門が、行政学・地方自治論であることから、西南戦争当時の地方自治制度に着目する。すなわち、当時、鹿児島県の地方行政機関つまり「大区小区」の区・副区長に、私学校幹部が任命されていたこと、さらに県庁の役人・警察官も私学校派が多かったことから、実質上、当時の鹿児島は一種の軍事政権になっていたという見解を示している。この見解を、西南戦争の推移もまじえながら、これまでの郷士出兵の理由についての先行研究も紹介し、さらに筆者の曽祖父・高江郷士の有馬晋介の従軍日記も例にして、論じるものである。, P, 論文, Article}, pages = {1--18}, title = {西南戦争における郷士従軍の背景に関する考察}, volume = {25}, year = {2018}, yomi = {アリマ, シンサク} }