@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00001253, author = {梅津, 顕一郎 and UMEZU, Kenichiro}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {本稿は、本学リベラルアーツ教育が目指しうる、これからの方向性についての問題提起的考察である。  多くの大学がその教学的な方向性をめぐり、方針転換を余儀なくされる中、本学においても2007 年の独立法人化以降二度にわたる大小のカリキュラム改定が行われている。その中心概念は、専門知識間の、あるいは専門知識と実践スキルの、さらには専門知識と教養のバランスの良さによって特徴づけられ、その目的は、かつてない国際社会、情報社会の複雑化に対応しうる人材育成(グローバル人材の育成)を目指し、これまで以上の幅の広い視点、深い専門力、分野横断的な思考力の習得を目指すことにあったと言える。運用面での改善を施し本年度春からスタートした新・改定カリキュラムにおいては、このコンセプトがより効果を発揮するために必要な、カリキュラム上の柔軟性も確保されることとなったと考えられる。  本稿では本学の教育について、社会学的若者論の観点から検討する。具体的には大学改革と新自由主義的な人間モデルに関する議論に関する筆者自身の問題意識と立脚点を明らかにしたのちに、本学における3 つのポリシー(アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、およびディプロマ・ポリシー)とカリキュラムの構造、内容等を手掛かりに、本学教育における、反・新自由主義的な教育理念の潜在的可能性を描き出す。さらに本年春に行われたカリキュラム改革における専門必修の選択必修化および卒業要件単位数の大幅削減にふまえつつ、新自由主義的なコンセプトとは距離を置いた立場から見える、本学リベラルアーツの可能性を論じてみたい。, 5, P, 論文, Article}, pages = {33--52}, title = {宮崎公立大学におけるリベラルアーツ教育の新展開に向けて ~社会学的若者論からのアプローチ~ (前)}, volume = {26}, year = {2019}, yomi = {ウメヅ, ケンイチロウ} }