@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00001429, author = {福田, 稔 and FUKUDA, Minoru and 古川, 武史 and FURUKAWA, Takeshi}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {Masunaga (1988)は、「よ」などの終助詞が文末にあると、主語に付く主格助詞「が」や目的語に付く対格助詞「を」が脱落可能になることを指摘し、終助詞には脱強調化(de-emphasization)の機能があり、これが格助詞の脱落と関係していると論じた。この考察を、遠藤・前田 (2020)は刈り取り(truncation)という操作と移動を用いて捉えようとしているが、依然として課題が残る。そこで本稿では、遠藤・前田 (2020)と Miyagawa (2010, 2017, 2022)の分析を部分的に援用して、終助詞「よ」・フォーカス・格助詞脱落の三つ巴の関係を捉える新たな提案を行う。具体的には、フォーカスを受ける要素は音声的に具現化しなければならず、その環境にある格助詞「が・を」の脱落はできないという外在化条件、終助詞「よ」の 2 種類の派生導入、フォーカス投射(Focus Projection)の拡張を仮定して説明する。また、これらの分析を基に、これまで注目されていなかった多重主語構文での主格助詞「が」の脱落現象を考察し、本稿での提案に基づいて「が」脱落の可能性を説明する。, 6, P, 論文, Article}, pages = {65--79}, title = {日本語の終助詞と格助詞脱落について}, volume = {30}, year = {2023}, yomi = {フクダ, ミノル and フルカワ, タケシ} }