@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:02000018, author = {李, 善愛 and II, Sun-ae and 金, 大永 and Kim, Dae Young}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {本研究は、漁場としての海の機能が観光や教育の場として多面化することで、無主物となる資源利用をめぐって漁村地域民と都市地域民との間で相剋する海の利用についてローカルコモンズの視点から文化人類学的研究を通して明らかにする。海女は60年以上生計の場として占有されてきた漁場が、観光客として漁村を訪れる都市住民の休養や余暇活動の場となることに乱獲の恐れのため激しく抵抗し、誰のものでもなく誰でも利用できる海を独占しようとする海女たちに観光客は強い反感を持つようになっている。行政や政府は、漁村住民の経済活性化や、都市住民の休養と余暇活動を促すため、海の利用に制度的・法的に関与することで、それまで両者間に棲み分けしてきた境界線が曖昧になっていることで争いや摩擦が起きている。地方行政や政治家、海女、観光客など海の利用における利害関係のある当事者たちが対話し続けながら持続的資源利用と共生の道を模索することが重要課題であると思われる。, 3, P, 論文, Article}, pages = {1--14}, title = {生計と休養の場として相剋する海:韓国蔚山海女村を事例に}, volume = {31}, year = {2024}, yomi = {イ, ソンエ and キム, デヨン} }