@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00000616, author = {田中, 薫 and TANAKA, Kaoru}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {「本を書きたい」「著者になりたい」という夢や希望を持っている人は多い。また、その夢を手っとり早く実現させるために、自費出版という形で書物を出版する人は多々いる。 しかし、[自費出版]という言葉にはどこかマイナーなイメージが伴う。  とはいえ、自費出版は、昔から行われてきた、物書きとしてデビューするためにとる最も簡便な方法の一つでもあった。そして、その作品が認められ、やがてメジャーとなり大家となった人は多い。  最近の特徴は、自費出版を組織的に支援する専門会社が登場してきて、大いに活気づいていることである。一方、自費出版を支援することで、出版ビジネスを行ってきた中小の出版社が、団結して<日本自費出版クラブ>を結成し、業界の倫理向上を目指そうという動きなども具体化した。そして、その活動自体が顕著になってきている。が、いずれにせよ、出版界全体の売上げは長い間、右肩上がりだったものが、ここ7年間、連続して横バイ状態から少し下がり気味の傾向にある。しかし、書籍の発行点数だけは、上昇し続けている。そうした現象を支えているのが「書きたい」と考える人の著しい増加だ。したがって、ここではそうした現在の自費出版という行為をめぐる状況に関しての、現状報告をしてみたい。}, pages = {85--107}, title = {自費出版の現在}, volume = {11}, year = {2004}, yomi = {タナカ, カオル} }