@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00000621, author = {大賀, 郁夫 and OHGA, Ikuo}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {近世社会において、領主対百姓の基本的関係である年貢・諸役の徴収関係を明らかにすることは、幕藩制社会の性格を理解する上でも、必要かつ重要な研究テーマである。しかし、貢租研究自体は今まで必ずしも十分な研究がなされてきたとはいえず、なかでも山村における貢租のあり方は未だ明らかにされていないのが現状である。そこで本稿では、貢租研究に取り組むべき基礎作業として、近世前期に山村で作成された数多くの年貢関係帳面を整理・分類し、それが一八世紀以降、形式的にどのように変化していくのかについて概観した。  対象とする日向国臼杵郡高千穂郷には、慶長十四年「岩戸竿帳」をはじめとする近世前期に作成された年貢関係帳面が数多く残されており、これらをもとに当時の年貢賦課・徴収関係の様相を窺うことができる。本稿では一七~一八世紀初頭に作成された年貢関係帳面をもとに、その記載内容を分類し、形式を確認しながら、一八世紀以降にそれらがどのように変化していくのかを具体的に考察し、一八世紀以降村財政の整備や夫銀の銀納化を背景に内容的に二系統に分化することを明らかにした。}, pages = {1--21}, title = {近世山村における年貢帳面の成立と変容-日向国臼杵郡高千穂郷を対象に-}, volume = {11}, year = {2004}, yomi = {オオガ, イクオ} }