@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00000631, author = {倉, 真一 and KURA, Shinichi}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {本稿は、1990年代に入って日本社会に登場した新たな「外国人」であるイラン人が、日本のマスメディアのなかでどのような<異質な他者>として描かれイメージされたのかを、主に大衆雑誌の記事を対象に考察したものである。分析枠組としては、1980年代のマスメディアにおける外国人イメージを考察した奥村による先行研究の枠組を援用した。またイラン人イメージの変遷を、三つの時期区分を行って分析した。分析の結果、大衆雑誌のなかに現れたイラン人イメージは、第Ⅰ期においては、多様なイメージおよび異質性への対処の技法への方向性をもつものであった。なかでも「消費」「商品化」という、新たな対処の技法への方向性が析出された。第Ⅱ期以降では、主に「排除」という異質性への対処の技法とイラン人イメージの変遷に焦点を当てて分析を行った。そこではイラン人イメージの「悪化」が、「排除」という技法の孕まざるをえない「コワイ」イメージと「排除」の悪循環によって生じたことが明らかになった。}, pages = {71--89}, title = {外国人のイメージ-日本のマスメディアにおけるイラン人を事例に-}, volume = {8}, year = {2001}, yomi = {クラ, シンイチ} }