@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00000801, author = {田縁, 正治 and TAEN, Shoji}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {双極子―双極子相互作用によるエネルギー移動が起こる系でドナーの発光減衰曲線のコンピュータシミュレーションを行った。このシミュレーションでは、まずドナーとアクセプターがランダムな分布であることを仮定しコンピュータで一様分布する疑似乱数を生成してドナーとアクセプターの距離を設定した。そして、励起状態から基底状態への遷移は自然放出が確率過程であることからこの過程を疑似乱数で表すことで行った。その結果、ドナーの発光減衰曲線は、初めは速く減衰し、時間が経つと遅くなるような結果を得た。理論的な研究からエネルギー移動の効率はドナーとアクセプターの距離の6乗に逆比例し、ドナーの発光減衰曲線は非指数関数的になることが知られている。また、実験的研究によると非指数関数的な減衰曲線が得られている。本研究の結果は理論および実験結果と一致することが確認できた。更にアクセプターの発光寿命が短い場合のアクセプターの減衰曲線もシミュレーションで得た。これらの結果は理論計算が困難な場合でも実験結果を解析する手段を提供する良い方法であると考えられる。}, pages = {79--90}, title = {共鳴エネルギー移動と発光減衰曲線のコンピュータシミュレーション}, volume = {21}, year = {2014}, yomi = {タエン, ショウジ} }