@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00000802, author = {中別府, 温和 and NAKABEPPU, Harukazu}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {この小論は、マヤ・カトリック社会を空間の視座から分析することを目的とする。空間の分析は集団の断面と個人の断面の両面から分析することが望ましい。これまでマヤ・カトリック社会の聖堂、祈り、地縁・血縁、土地・家督を集団の両面で分析し、空間感覚に関する新しい事実を二三明らかにした。本稿では空間感覚を個人の断面で分析する調査方法を提示し、その方法にもとづく調査結果の一部を分析した。その概要は次のとおりである。マニでは空間が神や神聖な存在に関係する場所を中心としてとらえられ、その場面では太古の要素をもつことばや象徴によって中心と外周というような濃淡をともなった色づけがなされる。マニの人びとは場所に関してさまざまな現実を語るが、それらの現実は神聖な存在に関係する理念に結びつけられて立て直される(adjust)。また、場所は閉じているというよりも開かれたところとして意味づけされ、私有よりも共有、所有権よりも使用権という意味づけが強まる。}, pages = {91--134}, title = {メキシコ低地マヤ地域におけるカトリック的宗教文化統合の実証的研究―マヤ・ユカテカの一カトリック村落マニの空間感覚分析のための序論的考察(3)―}, volume = {21}, year = {2014}, yomi = {ナカベップ, ハルカズ} }