@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00000861, author = {福田, 稔 and FUKUDA, Minoru and 古川, 武史 and FURUKAWA, Takeshi}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {本稿では、線形語順に影響を与えない移動は生じないという空移動仮説について、言語獲得の側面から問題点を指摘する。空移動仮説のもとでは主語whは顕在的に移動していないと予測する。言語獲得の過程で主語が顕在的に移動している資料に子どもが接する機会がないためである、というのがその論拠の1つである。事実、英語におけるwh疑問文の獲得についての研究からは、主語whの統語位置について決定的な証拠を得ることが難しい。そこで、日英語の主語の格表示の獲得過程に着目して空移動仮説を検証する。主語がTP指定部へ移動していると仮定する時に初めて獲得に関する事実が説明できるので、言語獲得から空移動仮説は支持することは困難であると主張する。}, pages = {197--210}, title = {空移動仮説と主語の獲得}, volume = {18}, year = {2011}, yomi = {フクダ, ミノル and フルカワ, タケシ} }