@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00000865, author = {倉, 真一 and KURA, Shinichi}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {本稿は、水産講習所(現在の東京海洋大学)によって昭和9年に実施された調査報告書『宮崎縣宮崎郡青島村漁村調査』の目的や問題関心、関連する収集資料の内容等を検証することを目的としている。また検証をつうじて、観光のまなざしのもとで変容をとげていった1930年代の地域社会を読み解くための、学術資料としての活用可能性についても考察を加えた。その結果、明治・大正期の「町村是」から「町村治要綱」にいたる総合的地域調査の系譜上に同調査も位置づけられること。やがてそれが、観光のまなざしに媒介されつつ現れた郷土意識とその涵養をめざす昭和初期の新たな総合的地域調査の系譜に置き換えられていったこと。この漁村調査が、それら新旧の系譜が交代する移行期に位置すること。そこに観光のまなざしのもとで変容する地域社会を探るうえでの学術資料的な価値が存在する可能性を指摘した。}, pages = {247--258}, title = {「宮崎縣宮崎郡青島村漁村調査」(昭和9年)に関するノート}, volume = {18}, year = {2011}, yomi = {クラ, シンイチ} }