@article{oai:miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp:00000986, author = {田中, 宏明 and TANAKA, Hiroaki and 竹野, 茂 and TAKENO, Shigeru and 川瀬, 隆千 and KAWASE, Takayuki and 辻, 利則 and TSUJI, Toshinori}, issue = {1}, journal = {宮崎公立大学人文学部紀要, Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities}, month = {Mar}, note = {9・11事件以降、アメリカでは「ブッシュの新しい愛国主義」のもとで、ボランティアとは、非道徳的なテロリストとの「正しい戦争」を愛国的に支持し、その証として道徳的コミュニティで奉仕をする市民であると見なされている。こうしたボランティア活動を教育に取り入れたサービス・ラーニングと愛国主義教育があたかもデモクラシーの担い手を教育するシティズンシップ教育であるかのように奨励されている。しかも、民主的討議を行う教育は、愛国主義にとって不適当なことと見なされ、弾圧されている。それは明らかにデモクラシーの危機である。こうした危機に取り組むにはコスモポリタン・シティズンシップの確立とそのための教育が必要である。すなわち、コスモポリタンは、平和のグローバル文化を構築するために戦争に反対し、それ以外にもコスモポリタン的な市民活動として、人権、女性、環境、貧困、そして民主化などの問題に携わる。コスモポリタン教育は、ローカル、地域、世界大の公共圏で討議に参加できる世界市民になるように教育する。また、それは、国境内の権利義務関係に縛られない個人の尊厳を原理として、個人すべてが目的それ自体として尊重される教育を実施し、そして排他的でなく寛容な民主的市民を育成する。}, pages = {149--169}, title = {シティズンシップ教育とサービス・ラーニング : 「ブッシュの新しい愛国主義」批判とコスモポリタニズム}, volume = {13}, year = {2006}, yomi = {タナカ, ヒロアキ and タケノ, シゲル and カワセ, タカユキ and ツジ, トシノリ} }