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保守系オピニオン誌における外国人言説(4)-2010 年代における雑誌『SAPIO』を中心に-
https://miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp/records/1294
https://miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp/records/12946de5fc7b-1ebb-4e70-9f1e-fe5c25dc6424
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
Item type | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||||
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公開日 | 2020-04-30 | |||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||
タイトル | 保守系オピニオン誌における外国人言説(4)-2010 年代における雑誌『SAPIO』を中心に- | |||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||
タイトル | ホシュケイ オピニオンシ ニ オケル ガイコクジン ゲンセツ 4 2010ネンダイ ニ オケル ザッシ SAPIO オ チュウシン ニ | |||||||||||||
言語 | ja-Kana | |||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||
タイトル | Discourse on Foreigners in Japanese Conservative Opinion Magazines (part 4): Focusing on Magazine Articles of SAPIO in the 2010’s | |||||||||||||
言語 | en | |||||||||||||
言語 | ||||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||||
主題 | 『SAPIO』 | |||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||||
主題 | 「移民国家ニッポン」 | |||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||||
主題 | 統治的主体としてのネーション | |||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||||
主題 | 回帰する外国人言説 | |||||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||||
雑誌書誌ID | ||||||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||||
収録物識別子 | AN10457429 | |||||||||||||
ページ属性 | ||||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||||
内容記述 | P | |||||||||||||
著者 |
倉, 真一
× 倉, 真一
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記事種別(日) | ||||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||||
内容記述 | 論文 | |||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||
記事種別(日) | ||||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||||
内容記述 | Article | |||||||||||||
言語 | en | |||||||||||||
抄録(日) | ||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||
内容記述 | 本稿は、保守系オピニオン誌『SAPIO』における2010 年代の外国人言説を分析したものである。分析の結果、明らかになった点は以下のとおりである。 第一に、2000 年代に現れた移民や外国人を管理する主体としてのネーションは、2010 年代に入っても「外国人参政権法案」や「ヘイトスピーチ」、「年間20 万人移民受け入れ構想」といった政治的争点が浮上するたびに、同誌上において再確認されていった。 第二に、2014 年の特集記事「移民と在日外国人」において、「移民国家ニッポン」というビジョンを実現する統治的主体として、移民や外国人を管理する主体としてのネーションは位置づけられた。外国人や移民が「日本的な価値観や美徳、文化や慣習」を受け入れる(=同化)客体として構築される一方、統治的主体としての「われわれ」=ネーションは、彼らを教導する「寛容な」主体として構築された。 第三に、移民や外国人を管理する主体としての潜在能力を発揮できない(移民や外国人を十分に客体化できない)事態に直面する時、「移民国家ニッポン」というビジョンは揺らぎ、それを実現すべき統治的主体としてのネーションの不安が惹起されることになる。2010 年代後半、特に2018 年の2 つの特集記事を通じて、さらに「移民国家ニッポン」というビジョンの揺らぎ、統治的主体の不全感や無能感へと進んでいった。その結果、特集記事での移民や外国人のイメージも、ポジティブとネガティブ両方を含むものから、外国人犯罪に象徴されるネガティブなイメージのみが前景化していった。 第四に、2010 年代の雑誌『SAPIO』における外国人言説は、同誌の創刊当初の外国人言説を特徴づけていた「混住社会ニッポン」というビジョンの揺らぎとその失効の過程と重なり合う。「移民国家ニッポン」というビジョンとその揺らぎは、『SAPIO』誌上における外国人言説の四半世紀を経た回帰としても把握できるものである。 |
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言語 | ja | |||||||||||||
書誌情報 |
ja : 宮崎公立大学人文学部紀要 en : Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities 巻 27, 号 1, p. 45-64, 発行日 2020-03-06 |
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表示順 | ||||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||||
内容記述 | 6 | |||||||||||||
ISSN | ||||||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||||||
収録物識別子 | 13403613 |